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2018年3月24日土曜日

前日比 -3.21%。株価下落時に投資家が行う3つのこと


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の23日の終値は、前日比974円13銭(4.51%)安の2万617円で、5ヶ月ぶりの安値となりました。円相場は1ドル=104円台に上昇して、1年4ヶ月ぶりの円高水準です。


株安が加速。一時1,000円超の下落に


世界景気に米中の貿易摩擦が水を差すとの懸念から、世界株安が加速しています。日経平均の下げは、一時1,000円を超えました。

米中の貿易面での対立が話題に挙がったのは3月14日のことです。

2018/3/14
持ち株の評価損益比率、前日比 -0.26%(3月14日)
国内政治の混乱や米政権運営への不透明感が、買いを控える要因に。東証1部の売買代金は概算2兆2537億円と今年4番目の少なさでした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比 -0.26%に。下げは2銘柄に留まりましたが、いずれの下げ幅も1%以上に。景気の動向に左右されにくいディフェンシブ銘柄に買いが入っていますが、持ち株の関連銘柄はその値を下げています。

私の持ち株の評価損益比率は前日比 -3.21%で、全銘柄が下げています。銘柄ごとの下げ幅は2%〜5%前後。下げ幅の大きな銘柄は海外の売上比率が大きいものです。


株価下落時に投資家が行う3つのこと


株価の大きな下落は2月初めにもありました。その際に投稿した記事が今回の下落市場でも参考になります。

2018/2/18
東証セミナーに参加。株価下落時に投資家が行う3つのこと
株価下落時に投資家が行う3つのポイント。日本取引所グループとカブドットコム証券が共催する株式セミナーが16日、大阪証券取引所ビルで開催されました。そのセミナーを受講しましたので感想をご紹介します。

株価下落時に投資家が行うことは3つです。
(1)現状分析
(2)下落理由・背景の把握
(3)未来予測

今回の下落をこの3点から見てみます。

(1)現状分析/日経平均が何%下がったのか、事実を確認する
  • 前日比974円13銭安、4.51%の下落
  • 5ヶ月ぶりの安値
  • 東証1部上場銘柄の98%が下落
  • 中国・上海、香港、韓国の株価指数も2~3%下落

(2)理由・背景/日経平均がなぜ下がったのか、その理由を確認する
  • 米中対立と政権運営への不安から米国で株価が急落
  • トランプ米政権の保護主義政策が要因
  • 中国への制裁関税措置を発表
  • 安全保障担当補佐官の解任が公表
  • 取引時間中に鉄鋼・アルミ製品の輸入への高関税適用を開始
  • リスク回避のため、安全資産の円が買われた
  • 一時1ドル=104円64銭
  • 2016年11月以来、約1年4ヶ月ぶりの円高ドル安水準に
  • 円高による輸出企業の収益悪化懸念が日経平均の下げに拍車を
  • 米中両国の対立が長引けば、円高自体が経済を冷やす要因にも

(3)未来予測/日経平均が回復するまでに要する時間を、過去の事例を参考に予測する
米国の景気過熱による利上げ警戒から今年2月初め、株価が急落しました。過熱の背景にはトランプ政権の財政拡張策へのリスク懸念があります。加えて過激な保護主義や、政権メンバー辞任による混乱など、政権が市場のリスクになっています。円安・株高の流れは変わりつつあります。

これらを考慮した上で、投資可否を判断します。今投資するのか、もしくはもう1段の下げを予測して待つのか。

私の評価損益合計額は、2月初めに下げてから同月中旬には下落前に戻りました。

ちなみに3月の権利付き最終取引日は27日(火)です。考えて投資する力は、下落相場の時にこそ培われるものですね。

2018年5月24日木曜日

前日比 -1.33%。株価下落時に、投資家が行う3つのこと


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は、前日比252円73銭(1.11%)安の2万2437円01銭でした。日経平均株価の3日続落は、3月16日~20日の下げ以来、約2カ月ぶりです。

私の持ち株の評価損益比率は、前日比 -1.33%です。持ち株のなかで、電気機器、化学銘柄が約2.7%、約1.6%と大きく下げています。


株価下落時に、投資家が行う3つのこと


株価が大きく下落した際に、投資家が行う3つのことを以前投稿しました。
  1. 現状分析
  2. 下落理由・背景の把握
  3. 未来予測

今回の下落を、この3点から見ていきます。

(1)現状分析/日経平均株価が何%下がったのか、事実を確認する
  • 日経平均株価の下落幅は24日午後、一時300円を超えた
  • 3日間の下落率は、2.47%(565円36銭 安)
  • 22日(火)/前日比42円03銭(0.18%)安の2万2960円34銭
  • 23日(水)/前日比270円60銭(1.18%)安の2万2689円74銭
  • 24日(木)/前日比252円73銭(1.11%)安の2万2437円01銭
  • 3日続落は、3月16日~20日以来、約2カ月ぶり
  • 外国為替市場で1ドル=109円台前半まで円高・ドル安が進行
  • 東証一部の値下がり銘柄数は1568。全体の約75%
  • 東証一部の値上がり銘柄数は445、変わらずは70

(2)理由・背景/日経平均株価がなぜ下がったのか、その理由を確認する
  • 自動車関税の引き上げを、トランプ米政権が検討すると発表したから
  • 円高・ドル安の進行(1ドル=109円台前半)が、自動車や機械、電機など輸出株全般の重荷になったから
  • 米長期金利の低下で、投資家に株式運用環境が悪化すると見られたから
  • 北朝鮮高官が、米朝首脳会談を中止する可能性に言及したから

(3)未来予測/日経平均株価が回復するまでに要する時間を、過去の事例を参考に予測する

2016年の市場が思い出されます。6月頃に市場全体が下がり始め、トランプ米大統領が当選する年末までは、私の持ち株の評価損益比率は -30%と底を這っていました。

持ち株の一部(2016年6月28日)

市場環境も私の持ち株、投資経験も2年前とは異なるとはいえ、当時を振り返ると、株価下落時の買付余力がなく、年末までほったらかし、身動きが取れなかったことが思い出されます。

米政権の、会談や貿易で自国が優位になるようにという思惑(日経平均株価の下落要因)が見える分、一時的な市場価格の調整に留まるのではと判断しました。そのため持ち株のなかで今日、大きく下げた電気機器、化学銘柄を買い増ししています。

一方で気をつけたいことがあります。相場の下げ局面で見られる、中小型銘柄の下げ幅の大きさです。私は中小型銘柄を、個別、投資信託を含めて保有しています。

投資家が相場下落リスクへの備えを進めるなかで、長期で収益成長が期待できる中小型銘柄を少しずつ利益確定しながら、流動性が高く割安になっている国際優良銘柄を買い増ししています。

相場の下げ局面では、流動性が高い銘柄の方が相対的に下がりにくいからです。私の持ち株のなかの国際優良銘柄は事実、今日のような市場で -0.4%に留まっています。

このように、中小型銘柄や国際優良銘柄を市場環境に応じて、そのリスク幅の特徴を知ったうえで投資できるようになりたいと思います。


過去の市場下落時の事例は、読み返す度に参考に


過去の市場下落時の事例は、読み返す度に参考になります。このブログ内を例えば、キーワード「下落」で検索すると、次のような投稿が挙がります。

・ブログ内検索「下落」

2018/3/24
前日比 -3.21%。株価下落時に投資家が行う3つのこと
世界景気に米中の貿易摩擦が水を差すとの懸念から、世界株安が加速しています。日経平均株価の23日の終値は、前日比974円13銭(4.51%)安の2万617円で取引を終え、5ヶ月ぶりの安値となりました。円相場は1ドル=104円台に上昇して、1年4ヶ月ぶりの円高水準です。

2018/3/17
資金を減らさず次につなげる、損切りに必要な2つの視点
日本取引所グループとカブドットコム証券が共催する株式セミナーが16日、大阪証券取引所ビルで開催されました。そのセミナーを受講しましたので感想をご紹介します。今回は、ロスカット(損切り)の重要性とそのロジックです。

2018/4/4
電極株が軒並み15%下落。利確の引き金は野村のレポートか
黒鉛電極メーカーの株価が4日、15%以上も急落しました。電極メーカー株が軒並み売られるきっかけとなったのは、野村証券が3日付で発行したレポートです。関連メーカーの株価は軒並み2倍、3倍を超える水準に2017年度中に上昇しており、今回のレポートが利確を促す材料になりました。

2018年3月17日土曜日

資金を減らさず次につなげる、損切りに必要な2つの視点


こんにちは。ひとりです。

日本取引所グループとカブドットコム証券が共催する株式セミナーが16日、大阪証券取引所ビルで開催されました。そのセミナーを受講しましたので感想をご紹介します。

3月16日(金)18:30~20:00
「河合ゼミナー 投資ストラテジー塾」(JPX・カブドットコム証券 共催)
講師:河合達憲さん(カブドットコム証券 投資ストラテジスト)


学びを深めるきっかけがあるセミナー


河合ゼミナーを受講するのは今回で3回目です。株式投資や経済について毎回、学びを深めるきっかけがあります。参加回数を重ねるごとに、セミナーのなかで挙がったキーワードや話題を自宅で調べることが増えています。

前回のセミナーは例えば、2月頭の大きな下落を受けての話題でした。

2018/2/18
東証セミナーに参加。株価下落時に投資家が行う3つのこと
株価下落時に投資家が行う3つのポイント。日本取引所グループとカブドットコム証券が共催する株式セミナーが16日、大阪証券取引所ビルで開催されました。日経平均の2月に入ってからの下げから話題が広がり、またこのような時に投資家が行う3つのポイントを紹介されています。

今回は、ロスカット(損切り)の重要性とそのロジックです。


ロスカット(損切り)で必要な2つの視点


株式投資を長く続けていると、ロスカットが必要な場面に必ず出くわします。その時に2つの視点を持って、行動できるかどうかです。

ロスカットの視点は2つあります。
  1. 資金をこれ以上減らさないため
  2. 資金を次の投資につなげるため

1)の視点しか持たない人はロスカットを避けることが多いです。含み損のまま持ち続けている限りは、損していないのですから。

含み損のまま持ち続けることで、いずれは買値にまで戻すことがあるかもしれません。また買い増し(ナンピン)することで、買値を下げて戻りを待つこともできます。どちらにしても期待でしかなく、不確実です。

2)の視点をあわせ持つことで、ロスカットに建設的な意味が生まれます。具体的な数字を挙げると分かりやすいです。

例1)10%下落でロスカットした場合
買値3,600円(100株で36万円)のA銘柄を10%下落でロスカットした場合、資金は32万4,000円(-36,000円)になります。

この資金でB銘柄を購入して、買値から10%上昇した場合、35万6,400円になります。また20%上昇した場合は、38万8,800円になります。

資金の推移
  • 元本 36万円
  • A株を10%下落で損切り 32万4,000円(元本比-36,000円)
  • B株を10%上昇で利確 35万6,400円(元本比-3,600円)
  • B株を20%上昇で利確 38万8,800円(元本比28,800円)

例2)20%下落でロスカットした場合
買値3,600円(100株で36万円)のA銘柄を20%下落でロスカットした場合、資金は28万8,000円(-72,000円)になります。

この資金でB銘柄を購入して、買値から10%上昇した場合、31万6,800円になります。また20%上昇した場合は、34万5,600円になります。

資金の推移
  • 元本 36万円
  • A株を20%下落で損切り 28万8,000円(元本比-72,000円)
  • B株を10%上昇で利確 31万6,800円(元本比-43,200円)
  • B株を20%上昇で利確 34万5,600円(元本比-14,400円)

買値から10%の下落でロスカットした場合、ほかの銘柄で10%の上昇に乗れば元本をほぼ取り戻せます。一方、買値から20%の下落でロスカットした場合、ほかの銘柄に乗り換えて20%上昇で利確してもまだ元本にはとどきません。またそう簡単に20%上昇する銘柄を見つけることはできません。

資金を次の投資につなげるためにロスカットする大切さが分かります。株式投資は、絶対儲かりますし、絶対に損します。勝った、負けたの回数ではなく、その比率に目を向けることで、株式取引の方法が変わるのではないでしょうか。

また銘柄一律でロスカットの比率を決めるのではなく、市場背景や銘柄の業績を考慮することも忘れてはいけませんね。

2021年2月26日金曜日

日経平均4%弱の下落。3万円を超えた今、幅よりも率で判断


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価が前日比1202円安の2万8966円と大きく下落しました。下落率にすると3.99%です。下げ幅は2016年6月以来、4年8ヶ月ぶりの大きさですが、3万円を超えた今、現在の立ち位置を確認するのに「下落率」を見るほうが、下落幅を見るよりも投資判断がしやすいです。

日経平均プロフィルの上昇・下落記録を確認すると、今日の下げがどの程度のものか過去と照らし合わせて掴むことができます。分からないから不安になるのであって、調べることでその不安が和らぐこともあります。




新規上場ETF。MAXISナスダック100(2631)


米国市場に視点を移すと、NASDAQ総合指数は前日比3.52%安です。


これも価格の推移を確認すると、今回の下げがどの程度のものか、今どの位置にいるのか定量的に把握できます。下落をついつい感覚で判断してしまいますが、過去の数字と照らし合わせて確認することが大切です。

NASDAQ指数に連動する米国ETF、QQQのチャートを確認します。上から1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、2年と5枚の画像を並べました。

過去1ヶ月

過去3ヶ月

過去6ヶ月

過去1年

過去2年

これから何を感じ取るか人それぞれですが、私はこう捉えます。今回の下落は長い目で見て問題なし、また上がっていくだろうと。日経平均株価だと、こうも楽観視できませんが。

MAXISナスダック100上場投信(2631)が2月25日に日本市場に新規上場しました。信託報酬は年率0.22%(税込み)です。

  • MAXISナスダック100上場投信(2631)

既に上場済みの下記2商品と合わせて、“MAXIS 三銃士”といったところでしょうか。

  • MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)
  • MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)

日経平均株価を含めて、下がると上がらない日本個別株に投資する理由がますますなくなっていきます。
 

2019年7月19日金曜日

日経平均株価、過去の上昇率、下落率から見える今後の対策は


こんばんは。ひとりです。

私は株式投資を2014年から始めて、今年で6年目です。それまでは国債や投資信託に興味を持つだけでした。

日経平均株価が大きく動いた日にはまだ、相場に参加していませんでした。例えばリーマン・ショック時(2008.10.16)の11.41%の下落も、東日本大震災時(2011.03.15)の10.55%の下落も知りません。

下落率上位
  • 1987.10.20 … 14.90%
  • 2008.10.16 … 11.41%
  • 2011.03.15 … 10.55%

過去の下落率上位20を見ると、ここ8年、上位に挙がるような下落がありません。つまり私が株式投資を始めてから“○○ショック”は幾度とあれ、大きな下落局面に遭遇していないことが分かります。


対して上昇率上位を見ると、私が株式投資を始めてから3度大きく上昇した日があります。

  • 2015.9.9 … 7.71%
  • 2016.2.15 … 7.16%
  • 2016.11.10 … 6.72%

いずれも、それまで下げ過ぎた値を取り戻す上げが特徴です。そのため、その上昇で儲けたかといえばそうでもなく、私の場合は大きく下げた分を帳消しにする程度だったでしょうか。

2016年11月10日の上昇は、トランプショック時の下げを絡めた上げ下げの幅が大きい、餅つき相場を超える“トランポリン相場”だったことを覚えています。

また連騰日数上位には、記憶に新しい 2017.10.02 ~ 10.24 の16日間があります。

相場の取引環境や参加者が移り変わるなかで、過去の情報を鵜呑みにはできませんが、日経平均株価が1日で10%以上下落した事実は見逃せません。

またそんな相場に遭遇した際の対処法も、長く市場に留まるには想定しておかなければいけません。実際に遭遇すれば、持ち株は50%ぐらいまで、もしかするともっと下がるかも知れません。

100万円が50万円に、500万円が250万円に、1,000万円が500万円になります。

含み損は確定しなければ損失にはなりませんが、リーマン・ショックを参考にすると、含み損のまま5年は耐える時間が続くかもしれません。その時に持ち株を買い増せるかどうかです。

2019年1月6日日曜日

iDeCo(イデコ)口座は知らぬうちに、-14%超まで下落


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価は2018年末比452円安と、大発会としては過去3番目の下げ幅を記録しました。終値は1万9561円と昨年末比2%安です。

私の持ち株の評価損益比率は、昨年末比 -1.03%でした。保有中の投資信託は、買値から30%超の下落です。つみたて購入を2018年頭から始めて、あっという間です。

つみたてでは下落の速さに追いつかなかったということです。どうしようもありませんが、買い付けの時期を今年は調整しながらも、同商品へのつみたて購入は続けようと思います。

下落相場のなかで、利益確定もあります。昨年末に公開価格で買い付けたソフトバンクです。


底値付近の買い増しで取得単価が下落。晴れて利益確定へ


1500円と不相応な価格に手を付けてしまい、どうしたものかと思っていましたが、1400円近くまで上昇したところを狙って売却しました。損切りではなく、もちろん利益確定です。

クリスマスの底値付近で買い増したおかげで取得単価が下落、晴れて利益確定です。薄利ですがこれ以上の付き合いは無用と判断しました。下手に流行りに乗るものではありませんね。

年末からの下落は私のiDeCo(イデコ)口座にも直撃しています。


iDeCo(イデコ)口座は知らぬうちに -14%超


イデコの損益状況はいつの間にか -14%を超えています。


また拠出金と資産残高の推移を見ても、目減りが明らかです。


毎月の定額つみたてで、放ったらかしで済むと思っていましたがやはり手を加えないといけません。

手始めにiDeCo口座内で融通の効く現金比率を高めます。今回のように大きく下落した局面を伺って、スポット投資ができるようにするためです。

投資信託のみと商品が限られるなかで、売買と商品スイッチングの時期、iDeCo口座内での生きた現金保有の有無に運用力の差が出ます。方針を変えるにあたって、投資額がまだ少ないうちに判断できて良かったと思います。


米国ETFからの分配金は順調に増加


つみたてといえば、昨年夏から開始した米国ETFがあります。こちらは年初に昨年10月以来の、2度目の分配金が入金されました。

・24.59米ドル

投資額がまだ少ないため、分配金もこれからです。米国株への投資比率を今後、徐々に高めていきたいと思います。


七つの会議(池井戸潤 著)が今年2月、公開されます。


原作本は2016年2月に発行されており、私も読みました。また同著者の「空飛ぶタイヤ」が今年1月、DVDとして発売されます。こちらも楽しみです。


2018年10月31日水曜日

分散投資の効果。株価急落から回復までの速度に違いあり


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は31日、前日比463円17銭(2.16%)高の2万1920円46銭、また東証株価指数(TOPIX)は34.66ポイント(2.15%)高の1646.12でした。

日経平均株価の終値は31日、前日比463円17銭(2.16%)高の2万1920円46銭、東証株価指数(TOPIX)は34.66ポイント(2.15%)高の1646.12でした。
日経平均株価 2018年10月31日

日経平均株価の終値は31日、前日比463円17銭(2.16%)高の2万1920円46銭、東証株価指数(TOPIX)は34.66ポイント(2.15%)高の1646.12でした。
東証株価指数(TOPIX) 2018年10月31日

10月の取引は今日で終了です。日経平均株価は10月、2199円(9.1%)下げました。その下落幅はリーマン・ショック直後の2008年10月以来10年ぶり、また下落率は2016年6月以来の大きさで、2年4ヶ月ぶりです。

2016年6月の保有銘柄と評価損益率は、本ブログでも紹介しています。

・2018/05/24
前日比 -1.33%。株価下落時に、投資家が行う3つのこと
株価が大きく下落した際に、投資家が行う3つのことを以前投稿しました。(1)現状分析、(2)理由・背景、(3)未来予測。今回の下落を、この3点から見ていきます。

・2017/12/20
将来このままで良い訳がない、会社員の出口戦略は
株式投資で利益を出すにも、会社員でキャリアを築くにも“出口”がイメージできているかが大切です。株式投資と同じく、会社員も出口戦略を考えるべきです。

私の持ち株の評価損益比率は、前日比 1.14%でした。持ち株比率の高い1銘柄が今日の好市場のなかで下げています。

下げ幅は1%にも及びませんが、値動きを観測しているほかの銘柄が2%~4%と値を上げるなかで置いていきぼりです。

前日に各証券会社から発表された本銘柄に対するレーティング情報(目標株価)の下げが要因の1つでしょうか。

事業内容や配当利回りを考慮すると、値を上げるまでは辛抱強く保有していても良いと判断しています。


分散投資の効果は、株価が下落前の水準に戻るまでの速度


分散投資を、今回の株価急落を受けて考えています。分散投資といってもこれまでは、日本の個別株式のなかで業種を変えるなどです。

保有する投資信託は日本銘柄への投資がメインで、日本市場が下げれば保有する個別株とともに投資信託も下がります。これでは分散投資の意味がありません。

定石ですが、分散するなら業種を変えるだけでなく、投資する国を変えなければいけません。

もちろん今回の株価急落は世界にまたがっていますが、分散投資で見るべき効果は、一旦下げた株価が下落前の水準にまで回復する速度です。

下がるときはどうしようもありませんが、上がる(回復する)ときの速度は違いが明確です。日本株はその速度が他国と比べると遅いです。特に米国株と比較すると歴然です。

米国株式に私は、今年の夏から投資資金を回しています。投資額比率をいずれは 、6(日本株):4(米国株)まで高めたいと思います。値上がりや配当利回りなど、各市場の特徴を踏まえた使い分けが前提にあります。

2018/10/17
面倒がらずに収支記録を続けられるのは、良いことがあるから
私はひとり暮らしなので、日々の収支が把握しやすいです。また生活習慣に変動がないため、ほぼ毎月同じ金額が出入りします。一方で生活費と、株式投資で出入りする損益は区別しています。

米国株に投資する際の“手間”は、その場の勢いで売買することを制限してくれます。それがiDeCo(イデコ)と同様に、私の投資の癖を矯正してくれるように思います。

2020年10月3日土曜日

日経は21.1%と33年ぶりの上げ幅、恥株キヤノンは-26.8%


こんばんは。ひとりです。 

日経平均株価の4月〜9月までの上昇幅が21.1%と、1987年以来33年ぶりの大きさとなりました。コロナの影響で株価が大幅に下落した後の回復とあって、その上げ幅は4268円11銭です。また東証マザーズ指数も2倍近く上昇しています。

具体的に数字を見てみます。()内は、私が保有する“恥株”キヤノンのものです。

2020年4月〜9月 … 21.1(-26.8)
  • 9月 … 0.2(-4.7)
  • 8月 … 6.6(9.3)
  • 7月 … -2.6(-21.5)
  • 6月 … 1.9(-3.8)
  • 5月 … 8.3(-2.9)
  • 4月 … 6.7(-3.2)

日経平均株価が21%上昇しているのに対して、キヤノンは26%下落しています。 上昇したのは8月のみという悲惨な状況です。

キヤノンの企業価値を示す時価総額は現在、2,265,397百万円です。3月末の時価総額は3,602,495百万円でしたので、その減少額は1,337,098百万円、減少率は37%です。(株価に発行済み株式数1,333,763,464を掛けて算出)

他社の時価総額の増減率を見ると、例えば日本電産は2,503,200百万円、75%の増加。MonotaROは589,400百万円、82%の増加です。またコロナの影響を直に受けた銘柄としてJR西日本を見ても30%の下落(4千億円強)に留まっています。これからもキヤノンの下落幅がいかに大きいかが分かります。

  • 日本電産 … 75%増加
  • MonotaRO … 82%増加
  • JR西日本 … 30%下落
  • キヤノン … 37%下落

またここにきてデジカメの出荷が8月、前年同月比55%減と報じられています。(カメラ映像機器工業会、CIPA) 

キヤノンの経営陣はいつまでもだんまりを決め込み、寝ているのか起きているのか分かりません。株価が上がる要素はなく、このままの体たらくで年末を新安値で終えるのでしょうか。


※ 追記(2020/10/03)

雑誌BRUTUS(ブルータス)の「お金」特集号を読んでいます。


思わず問いかけたくなります。キヤノンさん、「お金、ちゃんと使えてる?」と。

2021年5月11日火曜日

日本株と米国株の大きな違い。下落後に上がるかそのままか


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価が大きく下落しました。終値は前日比909円75銭安の2万8608円59銭です。下落の理由は後付で何とでもなります。まずは現状把握です。

3万円弱の現在の日経平均にあって、909円はわずか3.08%です。3%超下げたのは2月26日ぶりで、その時は1202円26銭(4.0%)安でした。2月の月足を確認すると結局、4.7%高で終えています。

  • 5月現在 前月比 … ▲0.7%
  • 4月 前月比 … ▲1.3%
  • 3月 前月比 … 0.7%
  • 2月 前月比 … 4.7%
  • 1月 前月比 … 0.8%

日経平均の年足は今日まで、前年比で4.2%高です。

きょうの前場、引けにかけて保有する米国指数に連動するETFを買い増しました。日本株も海外株も今日のように下落することがあります。ただ異なる点が一つ。下落後に上昇するかどうかです。

下落したが最後、上がってこられないのが日本株、底をついてそこから勢いよく上昇するのが米国株です。この決定的な違いに投資人生の早期に気づけるかどうかは、後の成績に大きく影響します。

2019年5月31日金曜日

株取引も折返し。4月からの2ヶ月で持ち株の1つは29%も下落


こんばんは。ひとりです。

5月の取引が今日で終わります。来週からは6月、取引の折返しです。

今年前半の取引成績は芳しくなく、取引回数が昨年、一昨年と比較すると極端に少ないです。つまり、譲渡益が少ないということです。

その分、配当金や僅かですが貸株金利が入金されています。またオプション取引での損失もあり、通算するとプラス圏にはありますが、後半の挽回が必須です。

私の持ち株の下落率を、4月からの2ヶ月分確認してみました。4月からは日経平均株価に反して持ち株の下落が始まった時期です。

ある銘柄は28.9%の下落、またある銘柄は4.4%の下落です。この2ヶ月間で、上昇した銘柄はありません。

これだけ下げて持ち株に含み益があるはずもなく、株式取引を始めて以来の、大きな含み損のボックス圏が続いています。

約29%の下落幅を戻そうとすると、2ヶ月や3ヶ月では難しいと思います。気温が下がり始める前には回復の兆しが見えていれば良いですが。

2020年3月9日月曜日

31%を下回る含み損。感染終息後にこの下落幅を取り返せるか


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は9日、前週末比1,050円99銭(5.07%)安の1万9,698円76銭でした。私の持ち株の評価損益比率は同比、-8.47%安と大幅に続落です。

この下落の勢いはいつ止まり、いつ反転するのか。持ち株の含み損益率はついに30%を下回り、現在-31%です。もちろん含み損益額も自己最低を更新です。

今日の持ち株を見ると8%超安が3銘柄、そのうちの1つは毎度の10%超の下落で、含み損益率は-39%超です。

例え新型コロナウイルスの感染が明日に終息したとしても、ここまでの下落幅を取り返せるものでしょうか。諦めの気持ちすら感じ始めました。

私がここまでなら何とか耐えられる考えている下落率は-35%。ただ既に-31%を超えた今、この下落率の目安も当てにはなりません。やはり-40%ぐらいまでいってしまうのでしょうか……。

2018年11月16日金曜日

内需、ディフェンシブ銘柄が優勢も、先週末比 -4%超と下落


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は16日、前日比123円28銭(0.57%)安の2万1680円34銭、東証株価指数(TOPIX)は、9.67ポイント(0.59%)安の1629.30でした。

日経平均株価の終値は16日、前日比123円28銭(0.57%)安の2万1680円34銭、東証株価指数(TOPIX)は、9.67ポイント(0.59%)安の1629.30でした。
日経平均株価 2018年11月16日

日経平均株価の終値は16日、前日比123円28銭(0.57%)安の2万1680円34銭、東証株価指数(TOPIX)は、9.67ポイント(0.59%)安の1629.30でした。
東証株価指数(TOPIX) 2018年11月16日

米株式相場は15日、米中貿易交渉の進展期待から反発しました。日本株もそのせいか、朝方は買いが優勢でしたが10時前には徐々に値を下げ始め、終値にかけて値が抑えられました。


黒鉛電極に関連する銘柄が 7、8%と続落


東海カーボンが前日比 -7.62%、昭和電工が -8.61%と大幅に続落しています。下落要因の1つに黒鉛電極関連株の終焉が近づいているとの見方があります。

米中貿易摩擦への警戒感を背景にして、2017年から続く上昇が下落に向かうのではという懸念です。

私は一時、東海カーボンと昭和電工の株式を保有していましたが、下落の勢いが従来のものとは異なると感じて10月頭、すぐに手放しました。

東海カーボン、2018年5月以降の値動き

2018/04/04
電極株が軒並み15%下落。利確の引き金は野村のレポートか
黒鉛電極メーカーの株価が4日、15%以上も急落しました。電極メーカー株が軒並み売られるきっかけとなったのは、野村証券が3日付で発行したレポートです。関連メーカーの株価は軒並み2倍、3倍を超える水準に2017年度中に上昇しており、今回のレポートが利確を促す材料になりました。

私の持ち株の評価損益比率は、前日比 -1.42%です。また先週末の終値比では -4.23%と大きく値を崩しています。

電気機器銘柄が連日下げるなかで、内需、ディフェンシブ銘柄への買いが持ち株を下支えする格好です。

2020年8月18日火曜日

キヤノン。持っていることを隠したくなる“恥銘柄”の代表格


私が保有する銘柄の1つにキャノンがあります。コロナ以前からその株価は下落を続けていますが、年始からの下げ幅には酷いものがあります。

月足の時系列を見ると、2019年12月〜2020年7月まで8ヶ月連続の下落です。下落が始まった2019年12月に買った場合、その騰落率は現在まで-55.1%です。

個人投資家として持っていることを隠したくなる、“恥銘柄”の代表格です。ではなぜ、キャノンの株価はここまで売られる(買われない)のか。

業績の悪化はもちろんですが、私は経営陣の衰えと、それに伴う期待感の欠如にあると思います。

日経CNBC

株は期待から買われるものですが、キヤノンにはそれがありません。事業、業績はもちろん、経営陣の顔ぶれにもです。つまり成長期待が持てないということです。

日経CNBC

日経CNBC

そしてここにきて90歳弱の御手洗氏の再登板とくれば、買われないのも当然です。企業体質の新陳代謝が悪いのが、外部からでもあからさまに見えます。“居座り”という言葉が真っ先に浮かびます。

減配は業績の推移を見れば至極当然ですが、高配当維持という縛らみのせいか、決断の遅さが目立ちます。配当性向は2019年12月時点で、利益を大きく上回る136%でした。

株価の下落はコロナ以前の事業構造、経営陣の問題で、コロナはそんなキヤノンの背中にちょっと触れただけ。あっという間に転落してしまいました。よほど端っこに追いやられていたのでしょう。

2019年の連続下方修正はその最たるもので、毎度繰り返される業績予想の精度の低さに辟易します。

日経CNBC

日経CNBC

ESG(環境、社会、企業統治)がここにきて注目されていますが、キャノンに当てはめるとそれは「あきれ顔」「冷笑」「うめき声」の頭文字がぴったりです。

キヤノンのESG
  • eye-roll「あきれ顔」
  • sneer「冷笑」
  • groan「うめき声」

こんな株価になるまで保有し続けていることが、私の投資下手の証でもあります。キヤノンは今日も凝りもせず、3%弱下げています。

4000円とまでは言わずとも、3500円程度まで戻るのは何時になることやら。まずは2000円復帰でしょうか。なんとも程度の低い話です。


※ 追記(2020/09/01)

株価の下落が止まりません。年足は40%安を超えました。

2016年度に掲げた中長期経営計画「PhaseV」。そこには、「戦略的大転換を果たし、新たなる成長に挑戦する」とあります。

精度の低い希望的観測はもう良いとして、戦略的大転換に失敗し、新たな成長が見込めない現状を踏まえたうえで、計画の中身を改めて確認するとできもしない耳障りの良い言葉が並ぶばかりです。

決してコロナの影響だけでは済まされない惨状です。 現在の中長期経営計画は2020年度まで。次期は手始めに経営陣の総若返りが求められるところです。

2018年10月11日木曜日

ひふみ投信のレオス・キャピタルが、日経急落の理由を解説


こんばんは。ひとりです。

ひふみ投信シリーズを運用するレオス・キャピタルワークスから11日、日経平均株価の急落に関する案內が公表されています。

2018.10.11
本日の日米の株価変動について運用責任者からのメッセージ
ひふみの基準価額下落にともなう臨時レポートは原則、基準価額が5%以上下落したときにお出ししています。
今回の基準価額の下落はその基準より小さいのですが、昨日からの日米の株価変動について不安を感じていらっしゃるお客様へ、少しでも不安の軽減につながればとわたしたちの考え方を改めてお伝えいたします。

内容をかいつまめば、下落の理由が分かるので問題なしということです。下落時に厄介なのは、その理由がわからないことと同社のレポートに以前ありました。

ひふみ投信シリーズを保有していない方にも参考になる内容です。ぜひご覧ください。

2021年3月9日火曜日

キヤノン議決権、スマホで行使。コード、パスワード入力不要


こんにちは。ひとりです。

定時株主総会の招集通知がキヤノン(7751)から届きました。議決権行使書が同封されています。

同社の株価は2020年、33.8%安でした。今年はこれまで21.0%高と調子が良いように見えますが、同業他社と比較するとそうでもないことが分かります。

(2021/03/09時点、かっこ内の数字は2020年実績)
  • キヤノン … 21.0%(−33.8%)
  • ニコン … 40.1% (−51.6%)
  • コニカミノルタ … 45.9%(−44.7%)
  • リコー … 69.3%(−43.2%)

株価が例えば30%下落したとします。それが元に戻るには43%の上昇が必要です。
  • 株価1000円が30%下落した場合、1000円×(1−0.3)= 700円
  • 下落した株価700円が30%上昇した場合、700×(1+0.3)= 910円
  • 下落した株価700円が43%上昇した場合、700×(1+0.43)= 1001円

キヤノンの下落率(33.8%)に置き換えると、51%上昇しないと2020年の株価には戻りません。あと30%です。


議決権の行使はスマホで簡単、わずか1分


議決権をスマホで行使しました。



議決権行使書にあるQRコードをスマホで読み取ると、各株主専用のページに飛びます。議決権行使コード、パスワードの入力は不要で、1分もあれば行使完了です。このシステムは、キヤノンの株式事務手続きを担当するみずほ信託銀行が提供しています。

先の第17回 金融機関ランキング(日本経済新聞社が実施)では、顧客満足度総合で同信託銀行が1位でした。話題のみずほ“銀行”は、50位です。

2019年9月12日木曜日

上昇後は下落へ。日経平均は8日続伸も中小型銘柄は置き去り


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は12日、前日比260円(1.20%)高の2万1820円でした。日経平均株価は8日続伸ですが、持ち株の1つは9月に入って 10%超の下落です。どうやら上昇を牽引しているのは大型株で、中小銘柄への恩恵は少ないようです。

日経平均は上昇を続けるが、持ち株の中小銘柄はいまいちこの流れに乗れない。これは今年の前半にも経験しています。日経平均が上昇を続けたかというと、結果は経験した通りの下落です。上昇していない中小銘柄まで引きづられて下落する始末です。

保有するアクティブ型の投資信託に現在、定期売却をかけています。かの悪名高きジェイリバイブです。中小銘柄には厳しい現在の市場にあって、価額が下落の一途を辿る商品を何年も保有し続けるわけにはいきません。投資資産が限られる私は、効率的に資産を循環させないといけません。


※ 追記(2019/09/13)

バリュー銘柄が息を吹き返しつつあると先日の新聞にあります。世界景気の先行き懸念からグロース銘柄に資金が集まっていた日本市場で、その立場がバリュー銘柄と逆転しつつあるそうです。

情報をあてにしても良いものか、これまでの流れからいくと、ハズレです。ハズレというと語弊があるかもしれませんが、グロース、バリュー銘柄関係なく、ジェイリバイブの価額はまた下がり始めるということです。一時的な上昇はこれまでにもありましたが、そう長くは続きませんでした。今後もそうでしょう。

2020年1月21日火曜日

昨年同様、下落の合図か。外需と内需の開きがワニの口のよう


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は21日、前日比218円95銭(0.91%)安の2万3864円56銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、同比 0.52%安です。

今年に入って外需株が上昇し、内需株が下落と、その開きが大きくなっています。

日経平均 外需株 50指数

日経平均 内需株 50指数

外需、内需のチャートを重ね合わせてみると、その差がよく見えます。


今年に入って外需株が上昇、内需株は下落

今年に入ってチャートの形は、まるでワニの口のように大きく開いています。同じようなチャートが2019年4月にも出現しています。

2019年4月も外需株が上昇、内需株は下落

その後の日経平均株価は確か、4月末を高値に9月まで底値が続きました。10月中旬には、4月に付けた高値を超えますが、それまではろくに売買ができなかったことを覚えています。

2019/04/07
4月に入ってからの株価の明暗が、まるで「ワニの口」のよう
4月に入ってからの株価の明暗(上昇、下落)が、まるでワニが大口を開けたように見えます。

昨年とはもちろん市場環境が異なりますが、買付余力を確保するなどの用心が欠かせません。

2019年5月28日火曜日

東海カーボン、夏ボーナスは180万超でも、株価は14%の下落


こんにちは。ひとりです。

夏のボーナスの季節です。私には関係ありませんが……。

新聞紙上はボーナスが増えた、頭打ちだのと、その話題で賑わいます。2019年夏のボーナス平均支給額は、85万815円(前年比0.05%増)で7年連続のプラスです。(日経新聞社まとめ)

どこの企業に勤めれば、これだけのボーナスが貰えるのか。

支給額の首位は炭素素材メーカーの東海カーボンで、180万超です。同社は営業利益に連動する形で、その支給額を決めています。つまり業績が好調ということです。主力の黒鉛電極の需要増加とそれに伴う価格上昇、また企業構造の見直しも効果的だったようです。

一方で同社の株価はというと……。業績が好調の割には、今年ここまでで前年比14%近くの下落です。2017年が2016年費で269%上昇と好調だっただけに、落ちる幅も大きそうです。2018年から同株に手を出した人は散々の結果でしょう。社員のボーナスを上げるのもいいけれど株価対策もよろしく、というのが株主の本音でしょうが。

黒鉛電極つながりで、私も一時、同社と昭和電工を保有したことがあります。2018年の後半でした。

・このブログ内を検索「黒鉛電極」

保有してから株価下落の様子が、それまでの同社の動きとは異なっていたので薄利で手放しましたが。今考えると、適切な判断でした。それから株価は下落基調ですから。

私は先のようなボーナスが数百万も出る企業に勤めるよりも、そんな企業の株式を複数保有して、お裾分けを貰うほうが性に合っています。

配当金のお裾分けがもうすぐ、3月決算企業から届く予定です。ただ気をつけないと、東海カーボン銘柄のように、お裾分け以上に株価の下落に遭遇して損することもあります。


※ 追記(2019/05/28)

上場企業の平均年間給与が東京商工リサーチから公表されました。606万2千円で、前年比 1.1%増です。

金額を業種別に見ると、建設業が718万7千円(前年比 1.6%増)で首位、不動産業が696万4千円(前年比 3.1%増)で続いています。

最も低いのは小売業ですが、それでも473万8千円(前年比 0.5%増)です。

就活においては、給与の高低が選択基準の一つになります。上場企業内でも約245万円の差がつき、またそれが上場企業と中小企業ともなると、300万円超に広がります。

  • 300万円 × 10年 =3,000万円
  • 300万円 × 15年 =4,500万円

給与が、自分の(労働)価値と判断される会社で生きるならば、その現実を知って、受け止め、変わりたいなら行動しなければいけません。

まるで自分に言い聞かせているようです。

2019年11月9日土曜日

REIT市場の利確調整。NAV倍率から見る高値警戒感と金利上昇


こんにちは。ひとりです。

保有するREIT銘柄が軟調です。10月配当権を得た後からチャートの下落が明確です。東証REIT指数は8日、一時2.9%安の2168.94まで下げました。下落率は2018年2月6日以来の大きさです。

下落要因を見ると、割高感と金利上昇でしょうか。株式のPBRにあたるNAV(Net Asset Value)倍率の高値警戒感、また金利変動を調整する格好で利益確定売りが出たようです。

REIT市場は年明けから右肩上がりが続きます。年初来のチャートを見ると、今回の下落幅はこれまでにないものです。まるで昨年末の株価のようにこのまま下落が続くのか。

スピード調整の局面であって、私はもう一度REIT市場に資金が入ると考えています。その時には迷わず利益確定です。

上がると、いつか下がる。下がると、更に下がる。これは常です。

2021年5月14日金曜日

米国ETF。ここ3ヶ月の値動きは、分散投資が効いている証拠


こんばんは。ひとりです。

米国株は3日間、下落が続きました。私はETFに投資しており個別株ほどの値下がりはありませんでした。株価は上がり続けるものというここ数ヶ月の雰囲気に慣れていたせいもあって、このまま下落が続くのではと焦りを感じたことも事実です。

体感で株価を判断するのではなく、きちんと数字を確認します。保有するETFのここ3ヶ月間の騰落率を調べました。ここまでぱっとしなかったVYMが中小型株の下落に対して下げ渋っている印象です。実際はどうでしょうか。

ここ1ヶ月を見ると、マイナスは3商品。特にVXFの下げが5%を超えています。対してVYMは2.49%高です。
  • VTI … ▲2.51%
  • IJR … ▲2.39%
  • VXF … ▲5.74%
  • VYM … 2.49%

それが3ヶ月になると、マイナスは2商品。VYMは10.09%高です。
  • IJR … ▲0.05%
  • VXF … ▲8.18%
  • VYM … 10.09%

VXFはここ3ヶ月の下落で含み益10%超から、買値をまたいで前後するまで下落しています。VYMは体感通りの底堅さを見せています。組入れ上位5銘柄とその割合です。
  1. JOHNSON & JOHNSON ORD … 3.90%
  2. JPMORGAN CHASE ORD … 3.54%
  3. PROCTER & GAMBLE ORD … 2.84%
  4. BANK OF AMERICA ORD … 2.08%
  5. INTEL ORD … 2.07%

保有するETFのここ3ヶ月の値動きを見ると、上がるものもあれば下がるもののあり、上手く分散投資が効いているのが分かります。このまま定期つみたてを続けます。