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2017年11月3日金曜日

話題のiDeCo(イデコ)で節税。知らない人が損する仕組み


こんにちは。ひとりです。

国民年金基金連合会から先日、はがきが届きました。確定拠出年金(イデコ、個人型年金)の掛金払込を証明する通知書です。

確定拠出年金(イデコ)の加入者で、自身の口座から毎月掛金を捻出している方には、税金を還付してもらうための掛金払込証明書(はがき)が届く頃です。

確定拠出年金(イデコ)の加入者で、自身の口座から毎月掛金を捻出している方には、税金を還付してもらうための掛金払込証明書(はがき)が届く頃です。イデコのメリットは、掛金の全額が課税所得から控除されることです。


所得控除を受けるためには手続きが必要


所得控除を受けるためには、その年にいくら納めたかを証明する「掛金払込証明書」が必要です。普通郵便で10月末から11月初旬に、自宅に届きます。中面には掛金額の内訳があり、月ごとの掛金額が12月の引き落とし予定金額まで記載されています。

所得控除を受けるためには、その年にいくら納めたかを証明する「掛金払込証明書」が必要です。普通郵便で10月末から11月初旬に、自宅に届きます。中面には掛金額の内訳があり、月ごとの掛金額が12月の引き落とし予定金額まで記載されています。

私は会社員なので、限度額の ¥23,000を毎月捻出しています。今年からイデコに加入し始めたため手続き上、2月の引き落としが2ヶ月分収納されています。1年間で ¥276,000が所得控除されます。


会社員なら年末調整で手軽に


税金の還付手続きは、会社員なら会社の年末調整で済ませてしまうのが手っ取り早いです。会社から例年配布される「給与所得者の保険料控除申告書 兼 配偶者特別控除申告書」の一番右下にある「小規模企業共済等掛金控除」の中段「個人型又は企業型年金加入者掛金」の欄に、掛金払込証明書の合計額を記入して証明書(はがき)を添付すれば完了です。すると年末調整時に還付されます。ここで還付されるのは全額ではなく、所得税の還付分のみで、住民税の還付分は翌年から課税所得が減った分、納税負担が減る流れです。


確定申告が必要な会社員も


会社員なら年末調整で、と書きましたが、イデコへの加入が今年10月以降だった場合は確定申告での所得控除手続きが必要です。掛金払込証明書の発行が間に合わず、翌年1月に発行されるからです。

私は株式運用益の確定申告をする予定ですので、その際に合わせて所得控除手続きを行います。確定申告書の「所得から差し引かれる金額」枠の「小規模企業共済等掛金控除」欄に払込証明書の金額を申告すると完了です。確定拠出年金とは申告書に書いていないので、どこに記載するのか注意が必要ですね。こちらは課税所得からイデコの掛金額が控除されて、その他の申告事項と合わせて還付額が決定する流れです。


知らない人が損する仕組みは、沢山あります


イデコに加入するにあたって、何冊か関連本に目を通しました。

いずれもイデコを軸に「長期」「分散」という投資キーワードで内容が展開されています。イデコは主に投資信託で運用する年金ですので、従来の投資信託に関する案内も掲載されています。これまでの投資知識と組み合わせて読み進めると分かりやすいと思います。

いずれもイデコを軸に「長期」「分散」という投資キーワードで内容が展開されています。イデコは主に投資信託で運用する年金ですので、従来の投資信託に関する案内も掲載されています。これまでの投資知識と組み合わせて読み進めると分かりやすいと思います。

写真左から

投資の鉄人
著者名:岡本和久/大江英樹/馬渕治好/竹川美奈子
出版社:日本経済新聞出版社
販売開始日:2017年4月18日




定年男子 定年女子 45歳から始める「金持ち老後」入門!
著者名:大江英樹/井戸美枝
出版社:日経BP社
販売開始日:2017年2月27日




一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo活用入門
著者名:竹川美奈子
出版社:ダイヤモンド社
販売開始日:2016年10月7日




ズボラな人のための 確定拠出年金入門
著者名:井戸美枝
出版社:プレジデント社
販売開始日:2016年10月14日




ネット証券会社のウェブサイトには分かりやすい案内冊子も


各証券会社のウェブサイトには、イデコ特設ページが開設されています。例えば楽天証券では、イデコの仕組みを紹介する案内冊子(PDFデータ)を用意しています。楽天証券を利用するしないは別にして、関連するウェブページを見て回るよりも、このPDFデータを見たほうが分かりやすいと思いました。

下記ページからPDFデータがダウンロードできます。
イマカラ ~個人型確定拠出年金ガイド 保存版~ (2017年9月改訂版)


確定拠出年金の仕組み・税制メリットなどの「準備編」、運用商品の選び方・保有商品の入れ替え方などの「実践編」の2部構成に加え、プロの目から見た「個人型確定拠出年金(iDeCo)」のインタビュー記事、加入手続きの流れなどを解説した、個人型確定拠出年金ガイドです。

イデコへの加入もそうですが、年末の所得控除手続きも自分で行わないと節税効果が得られません。知らないと損する仕組みが、世の中に沢山あります。言い換えれば、知っていると得する仕組みが沢山あるということですね。


※ 追記(2017年11月15日)
個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の加入者が増えています。厚生労働省によると、2017年9月末の加入者総数は約65万2千人。加入対象が拡大する直前の16年12月末(約30万6千人)比で倍増しています。2017年1月以降の新規加入者数も月平均4万人に達しています。


※ 追記(2017年12月5日)
個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の運用状況です。


始めたのは今年に入ってからですので拠出金累計額は10ヶ月分のみ。これから初期費用や毎月の手数料が引かれています。運用成績は15.1%と良く、運用益は ¥34,710。市場の変動でマイナスになるかもしれませんが、しばらくは現在の運用商品に拠出を続けます。

個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)の詳細については、こちらのウェブサイトも分かりやすいです。
イデコガイド|老後のためにいまできること、iDeCo|国民年金基金連合会


このサイトでは、年収や年齢、毎月の掛金を入力すると、所得控除による税控除額が確認できます。他にも個人型確定拠出年金の基本や何が得になるのか、マンガでの説明もあります。


※ 追記(2017/12/14)
2017年の検索ランキングをGoogleが12月13日、発表しました(1月1日~12月8日まで)。“比較”したもの検索ランキングに「イデコ」が挙がっています。

4.「イデコ 比較」

申し込む証券会社や銀行を比較、もしくは投資する商品(投資信託)を比較するのに、比較検索を利用する人が増えたのではないでしょうか。

検索ワード上位から
1.政党 比較
2.ai スピーカー 比較
3.ビットコイン 比較
4.イデコ 比較
5.ガス 自由化 比較
6.フリマ アプリ 比較
7.電子 タバコ 比較
8.ネット スーパー 比較
9.宅配 料金 比較
10.vr ゴーグル 比較

検索結果を見ると、上位4件はiDeCo(イデコ)を取り扱う証券会社の広告です。5件目に個人型確定拠出年金ナビ「iDeCo(イデコ)ナビ」が挙がります。


手数料でiDeCo(イデコ)金融機関を比較|個人型確定拠出年金ナビ「iDeCo(イデコ)ナビ」

クリックすると手数料(口座管理料)で比較できるページが開きますが、このページだけを見ても判断がつきません。さらに金融機関名をクリックすると、商品ラインナップのページが開きます。

iDeCo(イデコ)以前に、投資信託を購入している人なら商品ごとの見分けがつくと思いますが、iDeCo(イデコ)で初めて投資信託を購入するとなればどうにも仕様がないと思います。

金融機関の個別ページには証券会社や銀行の問い合わせ先が記載されていますが、問い合わせる前にまずは知識のある身近な人に相談するのが良いと思います。


※ 追記(2017/12/22)
掛金の年単位拠出について、SBI証券のウェブサイトに案内が掲載されています。

掛金の年単位拠出と年末年始の書類請求に関するお知らせ
2018年1月より、掛金の拠出を1年の単位で考え、加入者が年1回以上、任意に決めた月にまとめて拠出(年単位拠出)していただくことも可能になります。(2018年2月引落(2018年1月分)からが対象となります。)当社では「確定拠出年金の掛金の年単位拠出」の受付は、すでにご加入者となられているお客さまを対象に、書類にて承ります。


ドルコスト平均法の効果が生かせなくなるかも


価格の変動する投資信託を毎月1回、定額で買い付けていくとドルコスト平均法で平均購入単価を下げることができます。価格が購入価額より上がっている時も、下がっている時も機械的に買っていくことで口数が増えます。そうすると後で相場が回復した時に、安い時に買っておいた恩恵が受けられます。

iDeCoの運用は20年、30年と続く長期のものだけに、ドルコスト平均法のような安定した買い付け方法が適していると思います。年1回の買い付けに更新すると、その時の相場水準の影響を受けて高値づかみになってしまう場合があります。


事務費を下げる、iDeCo(イデコ)ならではのメリットが


一方で手数料の側から見ると、1,133円(年間)の節約になります。毎月拠出していると、1ヶ月当たり103円が掛かります。拠出をしない月については徴収されないので、それが年1回で済むとなると、103円 × 11ヶ月分、1,133円の手数料が下がる計算です。先述の通り、iDeCoの運用は20年、30年と続く長期のものだけに拠出方法を検討する余地もあるのでは。


iDeCo(イデコ)に加入している時点で得している


年1回、もしくは毎月とどちらの拠出方法を選んでも、20年、30年も先のことは分かりません。いずれにしても、iDeCo(イデコ)に加入している時点で、そうでない人に比べて得をしていることは間違いありません。

2018年8月23日木曜日

iDeCo(イデコ)の改正で、運用商品数で勝負する時期が終焉


こんにちは。ひとりです。

私はiDeCo(イデコ、確定拠出年金)をSBI証券で契約しています。そのイデコについて、証券会社から封筒が届きました。


内容は、イデコ用にSBI証券が取り揃える投資商品群の変更についてです。事前に証券会社のウェブサイトで案内があったものと同じです。


下記概要です。
  • 「確定拠出年金制度等の一部を改正する法律」が5月1日に施行されたこと
  • 運用商品の上限を35以下に制限すること(5月1日の施行日時点で35本超の場合は、2023年までに上限数以下になるように調整)
  • 運用商品の除外には、除外対象商品の保有者もしくは運用者の3/2以上の同意が必要なこと

細かな点が他にも記載されていますが、私の保有、運用中の商品は、除外対象商品群には含まれていません。

今回の法律施行により運用商品の精査が実施され、利用者側からすれば実質、使い勝手の悪い商品、利益をもたらさない商品の振り落としと捉えられます。

商品数の多少で今後、イデコの運用機関を選ぶ時期ではないということです。商品の質に目を向ける良い機会になると思います。

また他の機関と比較すると、SBI証券は運用本数が多いです。

・商品内容でiDeCo(イデコ)金融機関を比較|個人型確定拠出年金ナビ「iDeCo(イデコ)ナビ」

商品数で他の機関と勝負するという意図が、イデコ開始当初にあったのかも知れません。


SBI証券のイデコ運用商品は、インデックス型が物足りない


SBI証券のイデコ運用商品群を見ると、インデックス型の商品に物足りなさを感じます。新規商品を加えようとすれば、運用商品数が制限されているため既存の商品の中から別の商品を除かないといけません。

柵(しがらみ)があるとは思いますが、例えば下記の商品がSBI証券のイデコ枠でも購入できると良いと思います。

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド(信託報酬/0.12960%)
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(信託報酬/0.12960%)
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス(信託報酬/0.11772%)
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)(信託報酬/0.17172%)

またまだどこの機関も導入していませんが、下記の2商品の導入も期待しています。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(信託報酬/0.1728%)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(信託報酬/0.15336%)

イデコの商品群や制度が見直されて、どんどんと使いやすくなれば良いです。

2018年5月12日土曜日

30歳代、会社員。iDeCo(イデコ)2年目の運用成績を紹介



こんにちは。ひとりです。

イデコを私は2017年1月から始めています。毎月23,000円ずつ掛け金を拠出しており、拠出金累計額は345,000円になりました。(2018年5月11日)

イデコを私は2017年1月から始めています。毎月23,000円ずつ掛け金を拠出しており、拠出金累計額は345,000円になりました。拠出金額が30数万円と少ないので、資産運用というよりはまだ「資産形成」の時期だと思っています。
損益 55,222円、損益率 16.0%

拠出金額が30数万円と少ないので、資産運用というよりはまだ「資産形成」の時期だと思っています。

イデコの資産状況を昨年12月に記録しています。

2017年12月4日

  • 拠出金累計額/230,000円
  • 損益/34,710円
  • 損益率/15.1%

今年2月の市場急落時には一時、4~5%ぐらいにまで損益率が下がりましたが、3ヶ月経ってみると、この通りです。

やはり続けることが大切ですね。その点で、イデコの60歳まで引き出せない仕組みは良いと思います。もちろんイデコの口座内での売買は可能ですので、そこで運用力の差が出るのかも知れません。

投資する商品は口座開設当初から変わらず、アクティブファンド1本です。数百万円と拠出金額が積み上がれば今後、今年の2月のような市場急落時にもスポット購入ができるように、イデコの口座内に一定の現金を確保していきたいと思います。

このブログではイデコに関する記事を投稿しています。
・ブログ内検索「イデコ」

例えばイデコの関連書籍や証券会社のイデコ解説ページへのリンク、また確定申告に関する話題を紹介しています。

2019年6月18日火曜日

SBIの iDeCo(イデコ)。セレクトプラン変更後にすること


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価は前場を終え、私の持ち株の先週上昇分を吹き飛ばす勢いです。ある銘柄は3%超の下落です。

自宅のポストに昨日、SBI証券から書留が届いていました。あいにく不在だったため受け取れていませんが、おそらくiDeCo(イデコ)関連の書類でしょう。

セレクトプランへの変更届をSBI証券に郵送したのがちょうど2ヶ月前の4月18日です。プラン変更の完了通知でしょうか。

2019/04/18 18:53
iDeCo(イデコ)のセレクトプラン変更届をSBI証券に郵送
iDeCo(イデコ)のセレクトプラン変更届を今朝、SBI証券に郵送しました。



新プランでの掛金引き落とし前日までに商品、配分を選択


プラン変更届を取り寄せたのが2018年11月。年末年始の下落もあって、iDeCo口座で運用する商品のスイッチに時間がかかってしまいました。

2018/11/09 13:59
iDeCo(イデコ)のセレクトプラン変更届がSBI証券から到着
SBI証券から昨日、書類が届きました。iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)に掛る書類で、請求したセレクトプランへの「プラン変更届」です。


iDeCo口座内で利益が得られるタイミングを狙っていたら、いつの間にか4月に。プラン変更の申請、元本保証商品へのスイッチの時期を今振り返ってみると、適切な判断でした。

あのまま保有し続けていると、また先の見えないマイナス圏に突入していましたから。薄利でも確定しておいたことで、生きたお金として次の運用に回せます。

プラン変更届をSBI証券に送付して、4月末までに受理された場合の要点をまとめました。
  1. 2019年6月中旬に新プランのID、パスワードが発行される
  2. 新プランのID、パスワードが発行されると、現プランでの配分設定、スイッチングは随時停止される
  3. 新プランのID、パスワードが発行された後、現プランでの運用商品がSBI証券の任意のタイミングで現金化され、新プランに2~3ヶ月後に移換される
  4. 新プランにおける運用商品選択、配分設定が、6月26日の掛金引き落とし前日までに必要
  5. 6月26日の掛金引き落とし分から新プランでの運用となる
  6. 新プランへの年金資産送金の翌日以降、現プランへのログインができなくなる
  7. 現プランの取引明細や拠出履歴、損益は新プランに反映されないため、現プランにログインできるうちに控えを残しておく
  8. 現プランから移換された年金資金は、新プランでは移換金として表示される

私が気にかけるのは(4)の26日の掛け金引き落とし前日までに、新プランでの運用商品の選択、配分設定を済ませることです。

現プランで保有する商品は既に、元本保証商品へのスイッチが完了しており、いつ現金化されて、新プランに移換されても構いません。

現プランから新プランへ移換される年金資金(移換金)は、iDeCo口座内の買付余力です。新プランに移換した副産物として、有効に活用します。


一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門



2018年6月14日木曜日

手数料 0.73%が毎月、iDeCo(イデコ)から引かれている


こんにちは。ひとりです。

私は、iDeCo(イデコ)を始めて2年目です。

2018/5/12
30歳代、会社員。iDeCo(イデコ)2年目の運用成績を紹介
イデコを私は2017年1月から始めています。毎月23,000円ずつ掛金を拠出しており、拠出金累計額は345,000円になりました。拠出金額が30数万円と少ないので、資産運用というよりはまだ「資産形成」の時期だと思っています。

現在の損益は、64,127円、損益率は17.4%です。

私は、iDeCo(イデコ)を始めて2年目です。毎月23,000円ずつ掛金を拠出しています。
2018年6月13日 現在

掛金(表 右側)を見ると、表示が6月に入って変わったようです。


毎月の掛金から2種類の手数料、約0.73%が引かれている


資産状況の「内訳」欄、掛金が区分けされています。
  • 個人型加入者 掛金
  • 中小事業主 掛金
私の掛金は、個人型加入者に分類されています。

この掛金から毎月、2種類の手数料が差し引かれます。
  1. 国民年金基金連合会 口座管理手数料等 103円
  2. 事務委託先(資産管理機関)口座管理手数料等 64円

ひと月あたり 167円の口座管理手数料が、掛金23,000円から差し引かれます。比率にして約 0.73%です。年間の手数料合計額は2,004円です。10年で20,040円、20年で40,080円です。

  • 掛金 2万3,000円 - 167円(ひと月あたりの手数料)
  • 掛金 27万6,000円 - 2,004円(1年あたりの手数料)
  • 掛金 276万円 - 20,040円(10年あたりの手数料)
  • 掛金 552万円 - 40,080円(20年あたりの手数料)

(2)の事務委託先(資産管理機関)に掛かる手数料は、口座を開設した銀行や証券会社によってそれぞれです。また、掛金残高に応じて口座管理手数料が割引される場合もあるようです。


iDeCo(イデコ)の広がりは、Google 日本語入力にも影響


ブログ記事を書いていて気がついたことがあります。「iDeCo」が入力しやすくなったことです。

私は「Google 日本語入力」を使っています。「Google 日本語入力」は、日本語入力システム(IME、Input Method Editor)の1つで、文字入力をサポートするソフトウェアのことです。

ひらがなを漢字に変換する際に、文脈から適切な漢字候補を表示させるのはIMEの機能です。固有商品では「ATOK(エイトック)」が有名ですね。

その「Google 日本語入力」で、「いでこ」と入力して変換すると、次の変換候補が挙がります。

Google 日本語入力で変換してみると、すんなり大文字、小文字の入り混じった「iDeCo」に変換できます。

イデコは固有名詞のため、今年の頭に変換した時には、「4 iDeCo」と「5 ideco」は候補に挙がりませんでした。それが今、変換してみるとすんなり大文字、小文字の入り混じった「iDeCo」に変換できます。

iDeCoの認知度の高まりが、こんなところにも表れています。

2018年9月13日木曜日

イデコ加入者が3倍に。一方、本当に必要な人は制度をスルー


こんばんは。ひとりです。

私はiDeCo(イデコ)に2017年1月から加入しています。iDeCoは個人型確定拠出年金の通称です。

iDeCoについて、大和総研グループからレポートが発信されています。

iDeCoの加入者数、対象者拡大前の3倍に(2018年7月末) - 大和総研グループ

下記概要です。
  • iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の加入者数が、約1年半で3倍以上に増加した(97.7万人、2018年7月末)
  • 会社員、公務員(第2号加入者)が全加入者数の8割超を占める
  • 公務員の加入率が高い一方で、企業年金のない会社員(中小企業の従業員)の加入率が低い
  • 企業年金のない会社員では、上限までの枠を余らせるケースが多い
  • 公務員や専業主婦(第3号加入者)は、限度額もしくはその近くまで拠出する層が多い

気になったのが、企業年金のない会社員(中小企業の従業員)の加入率が低い点です。


本来必要な人にまで情報が行き届いていないのを実感


私は第2号加入者になりますが、周りでiDeCoに加入しているのは数名です。加入者が3倍になったのは事実としても、元の加入者数が少ないため3倍になったところでその数は知れています。

私の周りに数名しかiDeCoに加入している人がいないように、本来必要なところにまで情報が行き届いていないのを実感します。もとい、はなからその情報を必要としていないのかも知れませんが。

2017/11/03
話題のiDeCo(イデコ)で節税。知らない人が損する仕組み
確定拠出年金(イデコ)の加入者で、自身の口座から毎月掛金を捻出している方には、税金を還付してもらうための掛金払込証明書(はがき)が届く頃です。イデコのメリットは、掛金の全額が課税所得から所得控除されることです。

・ブログ内検索「iDeCo」


一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門



2023年1月31日火曜日

SBI証券。イデコとの「アカウント連携」でログイン省略可能


こんにちは。ひとりです。

私は個人型確定拠出年金(イデコ)に加入しています。加入は2017年からで、6年目です。23,000円を毎月拠出していましたが、拠出月と拠出金額を指定して納付する方法に2020年から変更しました。変更にあたっては「加入者月別掛金額登録・変更届」を提出しました。

2020/05/22
年間の掛金額(276,000円)は変更せずに、毎月の掛金額(23,000円)を変更しました。毎月の定額拠出から、毎年12月に一括拠出します。

2021/06/22
日経平均は上がらない指標。1,000円下げようが、不思議と焦りはありません。

拠出月と拠出金額を指定したのは、イデコ口座内に、市場下落時にスポット購入できる現金相当(元本保証型商品)を蓄え、時間分散投資、金額分散投資をするのが目的です。

ただイデコ口座には毎日、自動でつみたて投資する機能が備わっておらず、手動での投資となります。証券口座とは別に、イデコ口座に毎度ログインする手間が数秒かかります。そのイデコ口座に毎度ログインする手間が解消できそうです。

SBI証券が2023年1月27日より、iDeCo加入者サイトと証券総合口座の「アカウント連携」を開始します。

SBI証券口座を保有している方におかれましては、お手続きをしていただくと、SBI証券総合口座にログイン後、都度ID・パスワードを入力することなく、iDeCo加入者サイトへログインできるようになります。

2018年2月25日日曜日

行動する人が得する仕組み。国税還付金振込通知書が到着


おはようございます。ひとりです。

国税還付金振込通知書が24日、最寄りの税務署から届きました。通常郵便で、個人情報欄が圧着はがきになっています。

確定申告書の受付は2月16日から始まっています。私が確定申告のための書類を税務署に郵送したのが1月25日、受付が開始される半月ほど前です。期限間際に作成するよりも、余裕を持って何事も済ませておきたい性分です。そのおかげか、さっそく処理が完了したようです。


確定申告書の受付は2月16日から開始


確定申告書の受付は2月16日から始まっています。私が確定申告のための書類を税務署に郵送したのが1月25日、受付が開始される半月ほど前です。期限間際に作成するよりも、余裕を持って何事も済ませておきたい性分です。そのおかげか、さっそく処理が完了したようです。

確定申告書の受付は2月16日から始まっています。私が確定申告のための書類を税務署に郵送したのが1月25日、受付が開始される半月ほど前です。期限間際に作成するよりも、余裕を持って何事も済ませておきたい性分です。そのおかげか、さっそく処理が完了したようです。

還付金の指定口座への入金は4、5日かかるようで、3月頭には入金されるでしょう。


確定申告のきっかけは年度途中の退職から


私は会社員ですが、確定申告を平成25年分から続けています。年度途中での退職をきっかけに確定申告を始めましたが、それが今ではふるさと納税やイデコの所得控除、株式の配当控除のためです。

「確定申告」で当ブログ内を検索するとふるさと納税やイデコの話題を中心に複数の記事が挙がります。

・「確定申告」でブログ内をキーワード検索

例えばこんな記事を投稿しています。
2018/1/16
セルフメディケーション税制。健康を望む人が得する仕組み
セルフメディケーション税制は2017年から導入された医療費控除の特例です。該当する市販薬を購入した金額が世帯で年間12,000円を超えると、超過分が所得から控除される仕組みです。確定申告書をする際には、健康の保持増進と疾病の予防に取り組んでいることが分かる書類を添付する必要があります。

2017/11/3
話題のiDeCo(イデコ)で節税。知らない人が損する仕組み
確定拠出年金(イデコ)の加入者で、自身の口座から毎月掛金を捻出している方には、税金を還付してもらうための掛金払込証明書(はがき)が届く頃です。イデコのメリットは、掛金の全額が課税所得から所得控除されることです。

2017/10/9
選定基準に「訳あり」追加でお得に。ふるさと納税の寄付先
ふるさと納税をしました。ふるさと納税を利用し始めたのは2016年からで、今年は4都市に、35,000円を寄付しました。

記事のタイトルにもありますが「知らない人が損する仕組み」がたくさんあります。つまり知っている人が得する仕組み、もとい「知っていて行動する人が得する仕組み」が世の中にはたくさんあります。


一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門



2019年4月18日木曜日

iDeCo(イデコ)のセレクトプラン変更届をSBI証券に郵送


こんばんは。ひとりです。

iDeCo(イデコ)のセレクトプラン変更届を今朝、SBI証券に郵送しました。

iDeCoの運用を私は、SBI証券で行っています。SBI証券でiDeCoの運用を始めた頃は、1つのプランしかありませんでした。それが運用できる投資信託の数が増えるとともにプランが2つに増設されています。

・オリジナルプラン(既存)
・セレクトプラン(増設)

オリジナルプランとセレクトプランの違いは運用できる投資信託の種類です。投資信託は年々、その数が増えており、また信託手数料も3年、4年前のものと比べると下がっています。

投資信託は長い時間をかけて、つみたてて運用することが大切と謳われていますが、良い商品があれば、もしくは現在運用している商品に魅力がなくなれば乗り換えても良いと思います。

私がプランを変更する、商品を乗り換える理由はその両方です。投資経験を重ねて見方が、また市場の流れが変わったという点も大きいです。

昨年11月にプラン変更届を請求してから約5ヶ月が経ちました。

2018/11/09
iDeCo(イデコ)のセレクトプラン変更届がSBI証券から到着
SBI証券から昨日、書類が届きました。iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)に掛る書類で、請求したセレクトプランへの「プラン変更届」です。


プランの変更には一旦、運用する投資信託を売却して現金(現金同等商品)に変えなければいけません。そのタイミングを昨年末の急落で逃してしまい今日に至ります。

それがここに来て投資信託の基準価額が上昇し始めました。手数料を含めると売却しても薄利ですが、この先を考慮すると、少しでも早く行動したほうが良いと判断しました。次の下落も近いような気がしますので。

運用する投資信託は今週、3回に分けて売却中です。当の商品は今日、日経平均株価の下落幅(0.84%)を大きく上回り、2%近く下落しています。なんとか売り切るまで買値を保ってくれれば良いのですが。


一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門



2018年10月24日水曜日

投資賢者は目もくれず、KDDI株を安く買って、高く売る


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価は24日、前日比80円40銭(0.37%)高の2万2091円18銭でした。

日経平均株価は24日、前日比80円40銭(0.37%)高の2万2091円18銭でした。
2018年10月24日

日経平均株価は2200円あまり、10月2日からの3週間で下落しています。今日も節目となる2万2000円を割り込む場面がありました。

終値こそプラス引けでしたが、チャートを見る限り上下にふれる回数がなんと多いことか。とげとげと、触れると痛そうです。

私の持ち株の評価損益は、前日比 -1.45%です。持ち株比率の高いひと銘柄が、前日比 5%近く下げています。

株価をここまで下げる要素は見当たりません。そのため一時的な調整と受け止めて、下がったところを買い増しました。

業績が良く成長性も高いため、年内の売却は難しくとも来年の収穫に向けた種まきと考えています。


投資賢者は目もくれず、KDDI株を安く買って、高く売る


KDDI(au)が24日、iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)事業を開始しました。サービス名は「auのiDeCo」です。

サービスは今年1月に設立されたKDDIアセットマネジメントが提供するもので、会社設立にあたってはKDDIが66.6%、大和証券グループが33.4%を出資しています。

スマホで完結する利便性を優先した格好で、肝心の商品には魅力がありません。

投資初心者(投資弱者)を狙ったサービスで、一度取り込んでしまえばKDDIの思う壺、運用会社を変える手間を嫌う契約者を生涯にわたって囲いこむ狙いが見えます。

積立額に応じたauポイントの付与や、スマホアプリで運用実績が確認できるなど、KDDIらしさをアピールしていますが、イデコで優先することはそこではないように思います。

KDDIの株価は今日、前日比 1.65%と大きく値を上げています。イデコ事業への参入が好感されたのでしょうか。

KDDIの株価は今日、前日比 1.65%と大きく値を上げています。イデコ事業への参入が好感されたのでしょうか。
(6ヶ月)2018年4月25日〜10月24日

投資賢者は「auのiDeCo」に加入せず、値を下げたKDDI株を安く買って、高く売ります。

2020年5月22日金曜日

掛金を一括拠出。iDeCo(イデコ)の手数料削減方法を紹介


こんばんは。ひとりです。

iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)、月別掛金額の変更完了通知が届きました。


年間の掛金額(276,000円)は変更せずに、毎月の掛金額(23,000円)を変更しました。毎月の定額拠出から、毎年12月に一括拠出します。

変更した理由は、拠出の度にかかる手数料を削減するためで、詳細は以前投稿した記事で紹介しています。

2020/03/12
こんな市場環境だから…。iDeCo(イデコ)の手数料削減方法
こんな時だからこそ個別株投資から離れた話題を1つ。それはiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の手数料です。

iDeCoに関する情報が日々発信されていますが、この手数料削減の情報を発信するメディアや証券会社は少ないです。

まずはiDeCoに加入してもらえるような情報発信を優先しているのでしょう。ただ一旦加入すると変更するのに書類を請求したり、手続きが完了するまでに数ヶ月必要だったり。

加入後に変更する必要がないよう、情報は加入時に整理、理解しておきたいものです。


※ 追記(2020/05/23)

本を図書館で借りてきました。



いずれの本も、iDeCoやつみたてNISA未加入者に対して、加入を促す情報が大半です。そのなかでも、既に加入している人に対して、制度変更や投資商品の追加、また証券各社のプラン変更など、メリットがある情報も含まれます。







2019年1月6日日曜日

iDeCo(イデコ)口座は知らぬうちに、-14%超まで下落


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価は2018年末比452円安と、大発会としては過去3番目の下げ幅を記録しました。終値は1万9561円と昨年末比2%安です。

私の持ち株の評価損益比率は、昨年末比 -1.03%でした。保有中の投資信託は、買値から30%超の下落です。つみたて購入を2018年頭から始めて、あっという間です。

つみたてでは下落の速さに追いつかなかったということです。どうしようもありませんが、買い付けの時期を今年は調整しながらも、同商品へのつみたて購入は続けようと思います。

下落相場のなかで、利益確定もあります。昨年末に公開価格で買い付けたソフトバンクです。


底値付近の買い増しで取得単価が下落。晴れて利益確定へ


1500円と不相応な価格に手を付けてしまい、どうしたものかと思っていましたが、1400円近くまで上昇したところを狙って売却しました。損切りではなく、もちろん利益確定です。

クリスマスの底値付近で買い増したおかげで取得単価が下落、晴れて利益確定です。薄利ですがこれ以上の付き合いは無用と判断しました。下手に流行りに乗るものではありませんね。

年末からの下落は私のiDeCo(イデコ)口座にも直撃しています。


iDeCo(イデコ)口座は知らぬうちに -14%超


イデコの損益状況はいつの間にか -14%を超えています。


また拠出金と資産残高の推移を見ても、目減りが明らかです。


毎月の定額つみたてで、放ったらかしで済むと思っていましたがやはり手を加えないといけません。

手始めにiDeCo口座内で融通の効く現金比率を高めます。今回のように大きく下落した局面を伺って、スポット投資ができるようにするためです。

投資信託のみと商品が限られるなかで、売買と商品スイッチングの時期、iDeCo口座内での生きた現金保有の有無に運用力の差が出ます。方針を変えるにあたって、投資額がまだ少ないうちに判断できて良かったと思います。


米国ETFからの分配金は順調に増加


つみたてといえば、昨年夏から開始した米国ETFがあります。こちらは年初に昨年10月以来の、2度目の分配金が入金されました。

・24.59米ドル

投資額がまだ少ないため、分配金もこれからです。米国株への投資比率を今後、徐々に高めていきたいと思います。


七つの会議(池井戸潤 著)が今年2月、公開されます。


原作本は2016年2月に発行されており、私も読みました。また同著者の「空飛ぶタイヤ」が今年1月、DVDとして発売されます。こちらも楽しみです。


2021年1月18日月曜日

iDeCo(イデコ)の手数料節約方法と、もしもの時の買付余力


こんにちは。ひとりです。

株式投資において私は3種類の口座を利用しています。複数の証券会社を利用しているという意味ではなく、1つの証券会社で、特定口座、一般NISA(ニーサ)口座、iDeCo(イデコ)口座を持っているということです。

  • 特定口座
  • NISA口座
  • iDeCo口座

各口座の昨年(2020年)の運用成績を確認します。個別株への投資をメインにする特定口座の成績は散々でしたが、指数連動商品へ地道につみたて投資を続けた一般NISA口座、iDeCo口座の成績は、日経平均と歩を合わせるように上昇しました。

NISA口座とiDeCo口座の現在の運用状況です。

NISA口座(2021/01/18)

iDeCo口座(2021/01/18)

iDeCo口座については、元本保証商品の割合が半数を占めるため、口座全体の損益率がNISA口座ほど上昇していませんが、個別商品の損益率に目をやると、19%超と上々の出来です。

海外株式への投資は19.2%の上昇

このiDeCo口座の手数料節約方法を今回はご紹介します。


もしもの時のスポット買いに。iDeCoに買付余力を確保


iDeCo口座の手数料節約方法は2020年の同時期にも投稿しましたが、株価の上昇が続き、世間の資産運用への関心が高まるなかで改めて振り返ってみます。

2020.3.12
こんな時だからこそ個別株投資から離れた話題を1つ。それはiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の手数料です。年間1,155円が節約できます。

節約できる金額は年間1,155円と少額ですが、その金額以上にiDeCo口座内で投資の自由が効くお金、つまり投資(スポット買い)したいときにiDeCo口座内に買付余力(元本保証商品)が確保できる点に注目です。

また私は今年から、iDeCo口座で毎日のつみたて投資を始めました。iDeCo口座にそんな機能は付いていないのでもちろん手動です。毎日800円、元本保証商品から投資信託にスイッチング(口座内でのスイッチングは手数料がかかりません)しています。1万円以上と昨年の日経平均のような変動幅が大きい相場では、毎月より、毎日のつみたて投資が成績を上げることもあります。手間と数パーセントの上昇、どちらを優先するかです。

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2018年11月9日金曜日

iDeCo(イデコ)のセレクトプラン変更届がSBI証券から到着


こんにちは。ひとりです。

SBI証券から昨日、書類が届きました。


iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)に掛る書類で、請求したセレクトプランへの「プラン変更届」です。

iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)に掛る書類で、請求したセレクトプランへの「プラン変更届」です。

運用会社をSBI証券に変更するわけではなく、同証券内でのプラン変更です。そのため提出する書類は簡易なものですが、移換にあたっては時間がかかるようです。

具体的には、プラン変更届が11月中にSBI証券に受理されれば、2019年1月から新プランで運用が可能です。

もちろん移換期間中でも、掛金の拠出が止まることはありません。


プラン変更届がSBI証券に受理された後の流れ


ではプラン変更届がSBI証券に受理された後の流れはどうなるのでしょうか。

プラン変更届が6日~月末までに受理された場合、SBI証券から翌々月中旬に、新プランのID、パスワードが発行されます。

翌々月26日に引き落とされる掛金から新プランで運用されます。プラン変更届が1日~5日までに受理された場合は、前述の予定よりも1ヶ月前倒しで手続きが進みます。

プラン変更届をSBI証券に送付して、11月末までに受理された場合の要点をまとめました。

  1. 2019年1月中旬に新プランのID、パスワードが発行される
  2. 新プランのID、パスワードが発行されると、現プランでの配分設定、スイッチングは随時停止される
  3. 新プランのID、パスワードが発行された後、現プランでの運用商品がSBI証券の任意のタイミングで現金化され、新プランに2~3ヶ月後に移換される
  4. 新プランにおける運用商品の選択、配分設定が、1月26日の掛金引き落とし前日までに必要
  5. 1月26日の掛金引き落とし分から新プランでの運用となる
  6. 新プランへの年金資産送金の翌日以降、現プランへのログインができなくなる
  7. 現プランの取引明細や拠出履歴、損益は新プランに反映されないため、現プランにログインできるうちに控えを残しておく
  8. 現プランから移換された年金資金は、新プランでは移換金として表示される

課題は、現プランの運用商品がいつ現金化されるかです。


利益がのっている内に元本保証型の商品へスイッチング


10月の急落ではありませんが、損益がいつマイナスに転落してもおかしくありません。そのため運用商品に利益がのっている内に、元本保証型の商品へスイッチングしておきたいところです。

ではスイッチングの期限はいつかというと。1月の頭ではないでしょうか。1月中旬に新プランのID、パスワードが発行されると、現プランでの配分設定、スイッチングは随時停止されるからです。

私の運用商品の損益は現在、10月の急落を受けてプラスとマイナスを行ったり来たりです。利益がのっている状態で元本保証型の商品へスイッチングできればよいのですが、それも11月、12月の市場次第です。

大きく損が出ているわけではないので気にかける必要はありませんが、ましてやこの先何十年と運用するものですから。

選択肢は2つでしょうか、今月中にプラン変更届を提出するか、もしくは市場の機嫌を伺いつつ、プラン変更を来年に先延ばしにするかです。

上記は私がプラン変更書類から読み解いた内容です。正確な情報は、SBI証券の担当窓口に問い合わせると良いです。書類に問い合わせ先が記載されています。

プラン変更届の郵送先がトッパン・フォームズになっています。

セレクトプランへの変更届の郵送先がトッパン・フォームズになっています。

トッパン・フォームズの今期の見込み業績はちなみに、経常利益8.0%の減益です。

今回のプラン変更届を始め、金融機関を中心に事務通知物やダイレクトメールの受託が堅調に推移しているようですが、投資の候補としては難しいかも知れません。


一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門



2022年3月25日金曜日

iDeCo(イデコ)の時間分散投資。年初下落から毎日1,500円


こんにちは。ひとりです。

株式市場が日米とも反転し始めました。日経平均株価は3月14日からの2週間で11.5%上昇しました。

  • 14日(月)〜 18日(金)… 6.6%
  • 22日(火)〜 25日(金)… 4.9%

月足を確認すると3月25日時点で6.1%上昇、年足では-2.2%です。

  • 月足 … 6.1%
  • 年足 … -2.2%
(いずれも3月25日時点)

私の持ち株は、前月比で国内株式が8.17%、米国株式が7.81%上昇しています。

  • 国内株式 … 8.17%
  • 米国株式 … 7.81%

またiDeCo(イデコ)の損益率は22.1%(3月24日時点)まで戻しています。年初の下落から毎日1,500円ずつを積み立ててきた効果がここにきて見え始めました。

日経平均は上がらない指標。1,000円下げようが、不思議と焦りはありません。

2021/05/11
年初に一括投資すれば毎日のスイッチの手間は省けますが、なにぶん株価は読めません。だから投資時間、投資金額の分散、ドル・コスト平均法です。


敗者のゲーム、「稲妻が輝く瞬間」を見逃すな


米国の投資コンサルタントであるチャールズ・エリスによれば、相場が上昇したベストの30日間を逃した場合、リターンの平均水準は年率11.4%から6.4%へと低下します。(1980年〜2016年までの36年間。同氏著「敗者のゲーム」第8版より)

個人投資家が今回のような市場混乱時に一旦株式を売却して市場から退出してしまうと、チャールズ・エリスのいうところの「稲妻が輝く瞬間」、下落からのリバウンド相場を逃してしまいます。

いつ下がるか、上がるかが分かれば、それに合わせて売買を繰り返せば良いだけですが、そうも簡単にはいきません。

保有するS&P500指数に連動するETFの値動きを確認すると結局、持ち続けていればよかっただけ、と思うことが何度もあります。今回もまたその通りでした。ただこれから先は分かりませんが。

 
米国の著名資産運用コンサルタントでインデックス投資の伝道師とも呼ばれるチャールズ・エリス氏。個人投資家なら一度は読んだことがある名著「敗者のゲーム」の著者です。 
1985年に初版が出版された同書は2021年に第8版が出版され、邦訳版も22年1月に発売されました。エリス氏は運用環境の変化に合わせて改訂を続けていますが、特に第8版ではコロナショックで起きた市場の暴落への洞察なども加筆し、ゼロ金利下で債券投資を再考する必要性なども新たに説いています。


2022/02/09
NIKKEI マネーのまなび

「敗者のゲーム」著者のチャールズ・エリス氏が語る
「波乱相場の生き残り方」 インデックス投資の伝道師の肉声に学ぼう



2018年11月3日土曜日

S&P500も。SBI証券のiDeCo向け新プラン、資料請求開始


こんばんは。ひとりです。

iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)の新プランがSBI証券から登場します。このプランの資料請求が11月から始まっています。

待望の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が、商品群のなかには名を連ねています。

eMAXIS Slim S&P500 2018年11月3日

S&P500指数も例に漏れず、今月に入ってその基準価額を下げています。一方で急落からの回復の速さは、過去を見ても日本株より優れています。

さて、iDeCo口座をSBI証券で既に持っている人も、プラン変更には手続きと時間が必要です。また保有商品を一旦、全て売却して現金化する必要があります。

SBI証券では、既存のプランを「オリジナルプラン」、新プランを「セレクトプラン」としています。

プラン変更にあたっては、現在加入または運用指図いただいているプランの資産を当社任意のタイミングで全売却し、現金化した上で資産の移換を行います。資産の移換には2~3カ月程度を要する予定です。詳しくは、プラン変更時に当社からお送りする資料をご確認ください。

資料請求の際には、「基礎年金番号」が必要です。予め準備しておくとスムーズです。


J-WAVE(81.3 FM RADIO)では11月3日、レコードの日を記念した番組が放送されています。

J-WAVE 81.3 FM RADIO


※ 追記(2018/11/09)

2018/11/09
iDeCo(イデコ)のセレクトプラン変更届がSBI証券から到着
SBI証券から昨日、書類が届きました。iDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金)に掛る書類で、請求したセレクトプランへの「プラン変更届」です。